水ダイエット、手軽に始められたらいいですよね?
水道水ならミネラルウォーターを購入する手間も要らないし、経済的にも安上がりですし。
というわけで今回は水ダイエットって水道水でもいいのか?水道水を飲んだ時の影響などを解説します。
水ダイエットは水道水でも大丈夫!
結論から言ってしまうと、水ダイエットは水道水でも大丈夫です!
水ダイエットの基本は、
- 体重 x 40ml の水を飲み
- 水分により体内の血液循環を向上させ
- 代謝を上げること
でダイエットしようというものです。
なので、大雑把にいうと水であればミネラルウォーターでも水道水でもOKです。
(厳密にいうとミネラルウォーターの方が多くのミネラルを含んでいるためダイエット効果は高いです)
そもそも日本の水道水は飲み水として供給されている
世界的に水道水を飲める国というのは10%ほどと言われています。
よく「海外旅行に行って現地の水を飲んだらお腹を壊した」や「海外で水道水を飲まないほうがいい」といわれているのはほとんどの国の水道水が飲めない基準だからです。
海外の水道水は洗濯や食器洗い、お風呂(シャワー)用として使用する前提の基準なんです。
対して日本の水道水は「水道法」という厳格な水質基準が定められており、飲み水としての基準で供給されています。
水道水を飲む場合の影響は?
最近の、特に若い方だと水道水を飲むことに抵抗がある方もいるでしょう。
水道水を飲む場合の影響を以下に解説します。
におい、独特な味がある
水道水の場合、自宅に届くまでに
- 浄水場(きれいで安全な水にする)
- 配水所(水道水の供給量を調整したり、貯めておく)
- 排水管を通り各家庭へ供給される
という長い道のりをたどります。長い道のりをたどった後でも飲めるように、カラダに害を与えない程度の塩素を含んでいます。
これを「残留塩素」と呼びます。
文字通り水道水の中に残っている塩素のことでカルキとも呼ばれています。この塩素(カルキ)がにおいや独特な味の原因になります。
この残留塩素が水道水を不味いと感じる要因です。
ほとんどの場合、影響はないが・・・
日本の場合、水道局で残留塩素の目標値を0.1~0.4mg/L以下程度に設定していることが多いです。
水道水は、衛生面から塩素による消毒を行い、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持することが法令で定められております。東京都水道局では「おいしさに関する水質目標」を独自に定め、残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/L以下としています。この目標を達成するため、都内131箇所の自動水質計器により日々の水質をチェックし、残留塩素の適正な管理を実施しています。
引用:東京都水道局(https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/faq/qa-21.html#b14)
この0.1~0.4mg/L以下という塩素量はほぼ人体に影響はありません。
ありませんが体質やその日の体調によっては具合が悪くなったり、不快に感じることもあります。
お腹を壊す原因になることも
水ダイエットでは一日に2リットル~3リットル以上と多くの水を摂取します。
1リットルあたりの残留塩素が極少であっても、多くの水を飲んだらその分塩素を取り込むことになってしまいます。
それでも日本の水道水ならほとんどの人は影響ありませんが、体質によってはお腹を壊す原因になる人もいるでしょう。
長く続けるならミネラルウォーターがおすすめ
水ダイエットは一週間ほどで結果が出るものではありません。長期間続け、徐々に結果が出てくるものです。
また、一日に2、3リットルという大量の水を飲む必要があります。
長期間かつ大量に飲むのであれば、なるべくおいしく飲んだ方が長続きするためミネラルウォーターをおすすめします!
ダイエット効果が高いのは硬水のミネラルウォーター
なかでもダイエット効果を求めるのであれば硬水のミネラルウォーターがおすすめです。
硬水にはマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムといったダイエット効果を促進するミネラルが多く含まれているため軟水に比べると効果を感じやすいです。
詳しくは以下の記事でまとめています。
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硬水と軟水の違い。ダイエットにはどっちがいい?
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まとめ
今回は水ダイエットを実施するにあたり「水道水でもいいのか?」ということを解説しました。
水道水、ミネラルウォーター(軟水 or 硬水)どれがいいのか?を簡単にまとめると、
- とにかくお金をかけたくない →水道水
- 美味しい水で水ダイエットをしたい →ミネラルウォーター(軟水)
- とにかくダイエット効果を求めたい →ミネラルウォーター(硬水)
となります。
個人的には、長く続けることなのでミネラルウォーターをおすすめします。
ダイエット効果の高い「硬水のミネラルウォーター」をまずは飲んでみて合わないようなら軟水に変えるのがおすすめです。